怖くて怖くて、仕方がない――
心の奥で、いつも震えている自分がいる。

……どうしてこんなに臆病になったのだろう。
いつから――

見えないふり、聞こえないふり……

――――そして、気がつかないふり――――

自分に向けられる、温かな感情――
明確な意思表示すら、何かを理由に、何かを隠れ蓑に、
誤魔化してしまう――

鈍感と思われているのか、それとも――

――人間不信――
その極みにあって、また、逆に愛されたい――
――嫌われたく無いと願うその心は、悲しいほど醜く映る。

冷静に、理性的に――

暴れる感情を殺し、迷いを心に押し込め、理想像を創り上げる。

無難に――無難に――

暖かな好意でさえも受け流し、孤独なまま、そのくせ人の温もりを求めるのだ。

心がどれだけ震えたとしても、それは自分の中の出来事に過ぎない。

心がどれだけ傷ついたとしても、それは自分にしか解からない。

それでも――求める心は震えている――